石巻青果連合商業協同組合

時代の変化が激しい今、商売の原点に戻る大切さが必要

ファミリーショップ アンベ 安倍 秀一さん(買参番号 437)
第12回組合員お店探訪は、東日本大震災によって大きな被害に遭った石巻市渡波から女川街道線(398号)沿いの浜松町に店舗を移転し、再開させた「ファミリーショップ アンベ」安倍秀一さんのお店に今回訪問し伺いました。
渡波、松原の広域は高台がないため、復興工事で二線堤防(高盛土道路と防災緑地)により災害の強いまちづくりが進められております。震災前は、女川街道を境に海岸側には多くの住宅が立ち並んでおりましたが、現在では、住宅も少なく内陸側には新しいお店もオープンしております。
「ファミリーショップ アンベ」は渡波で三代続く老舗商店で初代は萬屋から商いを始められ、祖父の代で豆腐の製造販売で地域のお客様から親しまれ、現店主が食料品店に移行し地元のお客様で賑わっておりました。震災後渡波の店舗を閉め、現在の浜松町に新築移転し7年が経過した。
店舗内では、青果物、生鮮品、日配品、菓子などお客様が買物し易い広さと、レイアウトになっており、高齢者の方々からも好評となっております。土地柄鮮魚を買い求めるお客様が多く、ニーズに合った商品(鮮魚)を提供し、お客様の要望に応じる販売方法を店主の弟さんが専任で行っている事がお店全体の商品稼働と売上に結び付いていることが感じられる。又、道路沿いの店舗で通行人の興味、関心を惹く工夫がされており集客と販促に直結していると思われる。
[店舗外装風景] [店 舗 内] [見やすい店内]
[鮮魚コーナー] [果物コーナー] [青果物コーナー]
これからのご商売について伺うと、大手スーパーとの差別化を図り、親しみのある接客と会話により、お客様からの注文や配達サービスを継続し、地域のお客様から支持頂ける「商い」をこれからも続けたいと思う。現在コロナウィルス禍の中で、お店に足を運んでもらうための商売に何が必要か、商い道の秘策は原点にもどる事も大切であることを伺えた。
[安倍店主]

 
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